2012年6月5日火曜日

117. Mobileme終了(翻弄されるヒト)

時代は変わる。

自己表現(単なる趣味の発露も含む)の手段として、「ホームページ作成」をしていたのは遥か10年以上も前の話で、その後、ブログがその座を奪い、やがて、SNS(mixi, GREE→facebook)、そして、TwitterやTumblr(日本ではまだそれほどだけど)などより早く、より簡単で、よりサーバーベースな方向へ時代は移り変わってきた。
それはまぁ、なんとなく知っているのだが、そうは言っても古風な人間で、未だにちまちまとホームページ作成をしている自分がいる。
レイアウトが自由にできるし、写真メインに配置できるし。時系列にテキストを配置できるし(ブログとかSNSはそれができない。だから物語(旅を時系列に解説するとか)が非常にやりにくい)。物語性と自由度を重視する結果、未だにローカルベースのホームページ作成というのを手放せないでいる。

しかし。
である。

メインに使っているアップル社のホームページお手軽作成ソフトのiWebが販売終了してしまった。もう新しいバージョンは出ない。
さらに、ホームページのデータをアップロードしていた、アップル社のmobile meというWebホスティングサービスがこの6月30日に終了し、データが完全消去されるという事態が発覚した。
発覚した、と書いてはみたが、僕が気付いたのが先週であっただけで、実は去年の夏頃からそのようなニュースは流れていたらしい。(どんだけ疎いんだ)



そんなわけで、急遽、メインのホームページを(さっきからホームページと書いていて、我ながら恰好悪いなぁと思うのだがあえてそう書かせていただこう。Webサイトの方が響きがいいかもしれないが、敢えて、鈍臭い「ホームページ」なのだ。)他社のFTPサーバーに移すことになった。

その作業を、試行錯誤しながら一通り終えて、後は、独自ドメインとDNSの設定完了を待つのみという状況まで来たのだが、それにしても、時代は変わったなと思わずにはいられない。



iWebの終了とmobile meの終了は、即、「ローカルPCベースの時代の終焉」を意味し、かつ「サーバーベースの時代の隆盛」を意味する。つまり、クラウドだ。クラウドクラウドってうるさいなぁと思っていたが、その余波によって、これほど自分に影響があるとは思っていなかった。



もはや、あのページを更新するには、2009年版の古いiWebで、限られた機能によってしかできない。また、現在使用しているiMacは2008earlyモデルであり、大分古くなってしまった。これを買い替えたら、新しいiWebはないので、もう更新すらできなくなってしまう(もちろん今の古いiMacを使い続ければ、更新はできるが、それも時間の問題だろう)。



公開するFTPサーバーは用意してみたものの、結局、こういったサービスもいつかはなくなるわけだし、金もかかる。(とはいっても、月額105円と大した額ではないのだが)



今は、無料で、SNSにせよ、ブログにせよできる時代だ。いちいちレイアウトに凝る必要がなければ、それはそれで満足できるだろう。そして、大半の人はそれを選ぶ。



また、物語性というのも、別に犠牲にしたってかまわないのかもしれない。結局、利便性とシステムの永続性を求めるのであれば、メジャーな方を選んだ方が理にかなっている、ということになる。



とはいえ、FacebookやTwitterは、何となく性に合わない。譲って、ここ(ブログ)だろう。というわけで、本体サイトと称してきた7billionth.comは今後「縮小維持」していくことにした。維持はするものの、アーカイブとしての扱いに留める。(iWebに変わる、素敵なhtml編集ソフトが見つかれば話は別だが、今更、Dreamweaverは厳しいし、Flashの編集もできない。また、デジタルステージのBinDというソフトもあるが、、この会社の製品は他で痛い目を見ている・・・)



一方で、少し考えているのが、このブログでの「Webサイトの再構築」だ。



過去のコンテンツをこのブログ上で再構築する。
もちろん、誰のためでもなく、自分のため。
ブログは基本的に投稿日順に記事が配置されるため、「旅日記」というような「物語」を描くには不向きな側面もある。しかし、ブログは書籍に出力できる。(ブログ出版局など)



書籍版であれば、カテゴリをタグでソートした上で、「昔→今」の時系列順に並べ替えられる。書籍化すれば、「形」としても残る。



Bloggerは無料の割に、容量もあり、かつ、広告が載らないのがいい。デザインは最低限しかいじれないが、それでも許容範囲内だ。
何より、静かなのがとてもいい。
きっと、僕がWebでやりたいことは、コミュニケーションではなく、モノローグ(独白)なのだろう。
長い長いつぶやきである。(長すぎる故、Twitterには向かない)



あまり面倒なことはしたくないが、Webサイトの「Re-build(再構築)」にはちょっと興味がある。過去の出来事から一定の距離を置いて、もう一度、何があったのかを考え直すいい機会なのかもしれない。


それにしても・・・アップルは思い切りが凄まじい。
マウントをあっさり変えるキヤノンのようだ。。