2014年12月26日金曜日

191. 最近のお気に入り

ARCTERYXのKhamski 38というモデル。日常でも使いたいため、Shortサイズ(30〜34L)にした。Lレンズと同じ配色で気に入っている。


nobisというカナダの会社のジャケット。Canada gooseと同じか、それより暖かい。普通の部屋で着ると汗が出てくるくらい。


このブランドのいいところは、手首周りが丁寧に造られていて、熱が逃げない構造になっているところ。

画像ではうまく説明できないのだが、左右のポケットにはサイドから手をつっこめるようになっていて、そこがフリースで覆われており、とても暖かい。
Hand warmerと店員が表現していたのだが、自分の体温で暖まったポケットに手を入れると確かに、その名の通りだと思う。

また、ジップがダブルジップで、下方のみ開けることも可能。身の丈が長いコートやジャケットはこの機能が絶対必要だと思う。(が、たまに無いものもある。)

他にも、首まですっぽり隠れること、フードにワイヤーが入っており形をある程度いじれること、前の留め具がマグネット式になっており、ジップを閉めた後はワンタッチで全面を閉められること、など小技が効いている。

普段、服装のことなどほとんど気に止めないのだが、これだけ趣向が凝らされると、いいなぁと思う。

恐らく、近々日本でも販売するはずなので(もしかすると既にしている?)、暖かくて実用的なコートやジャケットを必要とする人にはおすすめである。

190. 散々だったこと

去る12月13日(土)、Pennsylvania州に一泊二日の小旅行に出かけてみた。
初めてのドライブ旅行。
これまで毎日車で通勤し、2ヶ月半でおよそ4800km程走行した。
(毎日片道30miles 、往復で60miles = 96kmで、50日間)
いい加減車の運転も慣れてきて、よしそろそろ旅行かなと。

目的地は、Christmas Villageという村に定める。サンタの家があるとのことで、これはアメリカらしいクリスマスを満喫できるのでは、と期待を込める。

カーナビでは、片道約2時間半、134miles(214km)の距離だったが、2歳児を連れての行程ということで、途中で休憩を挟んだり、ご飯を食べたりで結局、高速を降りる頃には3時間半ほど運転していたことになる。

実は2日前から風邪気味で、少し無理を押して来てしまった。
喉が痛く、しゃべるのがつらい。
あの、水を飲むのも痛い感じである。

その上、高速を降りると残り時間表示が20分から急に45分に。
どうやら通行止めか渋滞が発生したらしく、予定していた道とは別ルートで行くことに。
すると程なくして、右へ左への山道を走ることになった。

子供は泣き出し、気持ちが悪くなってしまったようで、食べたものを吐いてしまった。
こちらも疲れがピークで、暗い山道を走るのもしんどい、
狭く真っ暗な林道を走る。
カーブを左に曲がったところで、

「あっ!!」

いきなり標識が目の前に。
可及的速やかに左にハンドルを切るも敢えなく激突。
右のサイドミラーが派手に音を立てて、窓ガラスに当たった。

ということで、保険会社に連絡し、事故処理 in Englishである。
前述の通り、喉が痛い。
喉が痛いのだが、もう話さない訳にもいかず。しゃがれ声で事故状況を説明する。
けが人の有無、他者の車の被害の有無、警察への連絡、事故を起こした場所の地名、路面の状況、制限時速、自分の車の速度、被害状況、運転ができる状態か、Repair shopの予約、車を運転できない期間のレンタカーの予約、等。

幸いけが人はおらず、また他損事故でもないので(標識は無傷)、大事には至らなかった。

しかし、事故処理で1時間喰ってしまい、再出発したのは、夜8時頃。9時にはChristmas Villageは閉まってしまう。ここから45分、少しでも見れるのなら・・・と向かったが、まさかの大渋滞である。
こんなに人気なのか。。
それでもめげずに列に並ぶ。

カーナビの地図では、この角を曲がって約1 mileでChristmas Villageだ、というところでパトカーが止まっている。
そして手旗信号を降る人。・・・?

【真っすぐ行け】というサインである。
窓を開けて聞いてみる。

「右には行けないの?」
「見りゃわかるだろう。行けないよ。今日はもうおしまいだ。駐車場に車が入らない。」


終 了 。

というわけで、ホテルで一泊し、風邪をこじらせ、僕のUS初ドライブ旅行は終わった。
翌日、家の近くのガソリンスタンドで給油をしていると、奥さんがぼそっと言う。


「なんか、ガソリン減らすために行ったみたいだね。」

Sore iu!?とつっ込んだが、よくよく考えてみると、

ガソリンが減り、サイドミラーが壊れ、信用を失って帰ってきたということになる。
散々である。

事故現場。左カーブ後に、さらに道が左に曲がっていたのに気づかず、直進してしまったため、この標識に激突。見た通り真っ暗な道で、くそ寒い(氷点下)。


被害状況。
右のサイドミラーがとれてしまい、電線でつながっている。この後、ホテルで透明のビニールテープを借りてぐるぐる巻きにし、帰り道を走った。VOLVO XC60という車で結構いい感じの車なのだが、傷つけてしまって申し訳ない限りだ。


さて、明日からNew Mexico州の砂漠地帯をドライブする予定なのだが、今度は気をつけなくては。