2014年8月13日水曜日

181. 今更ながらEvernote

世の中の流れについていっていない証拠のようで恥ずかしいのだが、今更ながらEvernoteにはまっている。
既に利用している人にとってはつまらない情報だが、以下が概要。


  • Evernoteは、クラウドベースのメモアプリ
  • iPhoneでも、iPadでも、iMacからでもアクセスでき、入力も閲覧もシームレスにできる
  • メモをとる(テキストを入力する)だけでなく、メモに写真を挿入することが容易にできる
    • アプリ上でできるのがミソ。このため、例えばラーメンの写真を撮るときに、ラーメン店の名前を入力し→写真を撮って→食うというワークフローが実現する。これまでは、写真を撮って→食って→後日ラーメン店の写真を見ながら店名を思い出して、しかるべき場所にUpするという行程だった。当然完結まで時間がかかるし、めんどうで、やり忘れて、写真だけがたまっていく。
  • チェックリストがすごい便利。日々、手帳で管理していたaction itemがすべてiPhoneでできるようになった。
  • いつでも持ち歩ける安心感。ID関連の備忘録にも威力を発揮。(ただしセキュリティ面でやや不安なので、暗号で記録している)
  • 写真とテキストの組み合わせで、デジタルスクラップが容易にできる
    • 雑誌で気になったページだけ撮っておき、捨てることができる
  • 英語の勉強でも効力を発揮。手書きでメモったノートを写真で撮っておく。要点はテキスト入力でまとめておく。見返しやすいし、なくさない。まだやっていないけど、音声メモも添付可能。
  • 専用のメールアドレスにメールを送るだけで、Evernoteにノートを作れる。どこからでも、「とりあえずEvernoteに入れとくか」のような使い方が可能。
  • 結果、Evernoteは第二の海馬として、機能する。


これぞクラウドサービスというアプリだなとつくづく思う。
これに、スケジュール管理のアプリ「SnapCal」を組み合わせることで、紙の手帳が完全に不要になってしまった。

結果、これまで8年以上愛用してきた、フランクリン手帳と決別することとなった。
最近は、紙媒体の書籍も極力買わないようにしている。
iPadで電子書籍を読み始めると、紙より快適であることに気づいたからだ。
また、クラウドベースで利用できるので、いつでもどこでも身近にある、という感覚がある。

ここ数ヶ月で急速に身の回りが電子化されてきた。
こうして、少しずつ、身の回りのモノを減らしていきたいと思う。
目指すは、現代のノマドのような、ミニマルな生活だ。

(しかし、他方で、デジタルデータへの依存度が高まれば、その分だけ、デジタルデータのバックアップが問題になる。今は写真については、外付けHDD 2TB ×3台体制で、ある意味力づくでバックアップしている。また、Mac自体はタイムマシーンで常にバックアップしている。これに加えて、クラウドストレージを利用すればさらにリスクは抑制されるだろう。結局、根本的な思想として、ノマド的な発想までには至っていないのが実情だ。
それにしても、もっとスマートな方法はないのだろうか。。)