創造的破壊。
という言葉がある。J・A・シュンペーター(1883〜1950年)が提唱した概念である。
既存の枠組み(パラダイムとか言われているもの、既成概念、既製品、既成市場、既成システムなんでもあり)はいつの間にか飽和して、陳腐化して、行き詰まり、停滞する。
そんな現状を打破するときには、「破壊」が必要だ。
既存の枠組みをどっかーんと破壊してやる。
そんな新しい概念(破壊的イノベーションでもパラダイムシフトでも好きなように呼ぶがいい)が担うことは、「創造」である。
新しい技術、新しい生活、新しい考え方、新しい世界、そんなものを「創造」するベクトルを持った「破壊」。
実はシュンペーターの原著を読んでいないので、不正確かもしれないが、僕はそんな風に「創造的破壊」という言葉を理解している。
「さぁ、破壊しよう。」
それがここ最近の大きなテーマである。
もはや、センチメンタルに世界の不均一性、不平等性、自己の限界、脆弱な論理性、少ない経験値、などなどを嘆いている場合ではない。また、趣味の世界に耽溺している暇もなくなってきた。
もう雨はやんだ。
これからは、本腰を入れなくてはならない。
選択と集中。
それを本来の意味で実行すべきときだと思う。
目的と手段。
合理的な手段を講じているだろうか?それは目的の達成に効果的だろうか?
Simplify
その方法はシンプルか?無駄はないか?無駄は「無駄(ゴミ)」であり、今の状況を考えると、愛すべき存在ではなく、憎むべき存在である。(無駄を愛せる「ゆとりある時間」は終わった)
知性の持久力
一日の中で、できるだけ長く、長く、クリアな思考で考えていたい。持久力を持ちたい。考え抜く力が欲しい。
28歳という年は、人生の中でも最も頭がクリアな時期らしい。
なんだ、もう半分終わってしまったじゃないか。
これから焼き切る程、脳を酷使してやろう。
listening to nothing