2014年9月13日土曜日

183. Farewell party

大使館面接も無事終わり、後はビザの発給を待つだけだ。
引越の準備はまだまだだが(自作の壁を壊さなければ)、不要品の回収は大体めどがつきつつある。
あとは、郵送の転送設定に、引越の荷造り、そして友人・知人へのお別れの挨拶である。

ここ最近、会社の同僚や同期、写真サークルの友人達とお別れ会を開いてきた。
今日は写真サークル仲間とのお別れ会だった。
このサークルの参加者も、徐々に代替わりしてきて、もう僕の年代はピークアウトしてしまっている。サークル本体に出ても、もう僕にとっての「いつものメンバー」は、あまりいない。

その点、今日の会は、「いつものメンバー」でほっとした。
天気もよくて、清々しい。
出国前に会えてよかったなと思う。

ふと、「人狼ゲーム」をやっていたことを思い出す。
まだ子供が生まれる前で、時間にゆとりがあったとき、
4年くらい前だろうか。最低でも8人程いないと成立しないゲームである。
みんな、時間があったのだ。
そういう人生の余暇の時期だったのだと思う。

やがて、結婚し、子供が生まれ、転勤があり、と大きな転機を迎え、場所を変え、時間の過ごし方も変わっていく。

人狼ゲームは疑心暗鬼になる心理を楽しむ、という緊迫感のあるカードゲームだが、今となっては、「懐かしい」と思う。

懐かしさは、「安心感」を伴う。なるほど、僕も随分と人間らしくなってきたものだ。