僕の人生の目的はシンプルだ。
1)脳を使い切る。
2)世界を知る。
「脳を使い切る」というのは自分の持てる能力を余すところ無く活用する事(それは仕事であったり、趣味の写真であったり、最近は作曲であったり)、自分が獲得できるスキル、言語を極限まで高めて行く事(英語とか、仕事上のスキルなど)、自分が知覚できる作品に可能な限り触れること(小説、映画、マンガ、学問、サイエンスなどなど、脳内に展開される「世界」ってやつを可能な限り引き延ばしてくれる存在たちを、人生の続く限り摂取すること)。
単純に言えば、とにかく必死になって自分の脳と遊びましょうということだ。
さて、もう一つの「世界を知る」は、基本的には旅がベースになる。
自分の生活圏とは異なる世界、言ってみれば、僕個人にとっての「異世界」を、色々見て回りましょうよ、ということだ。
世界は狭い、なんて思いたくない。
それは錯覚だからだ。
世界はとてつもなく広い。歩いても歩いても終わりがない。
この星の表面は、変化に富み、美しい。
そう思えたなら、僕は「勝ち」だ。
僕の生きる目的は、それだけだ。(今のところ)
そのための手段として、仕事をしている。(仕事は仕事で面白いけどね。)
さて、前置きが長くなってしまった。
今、ゴールデンウィークの計画をしている。
今年は、4月28日を休んで、9日間を確保しようと思っている。(ちょっと27日も休んで夢の12連休にしてやろうかな、って気もしている(笑))
今候補として考えているのは、
1)ブラジル(イグアスの滝、かな。でも想像の範囲を超えない可能性がある。。)
2)ボリビア(ウユニ塩湖、といっても乾期のこの時期は干上がってるけど)
3)アルゼンチン(エル・チャルテンでトレッキング。アルパカ見たい。)
4)ベネズエラ(ギアナ高地の湖)
5)ギリシャ(ロードス島などなど。5月の気候がいいのが高得点。)
さて、比較検討してみましょう。
1)ブラジル
見たいところが点在していて、かつ国土が非常に広いので9日間では南(イグアス)か北(アマゾン流域)かを絞る必要があると思う。
北:サンルイスの街並とアマゾン河流域を巡る旅
難点は雨期であること。写真撮りにとっては、太陽が出ない事には。。。
8、9月が雨が少ない。
アマゾン河はボートで巡ることになるが、ちょっとメコンデルタで肩すかしを食らってる僕としては、、飽きるかもしれない。動物は大型のやつは少なそう。
南:イグアスの滝、リオデジャネイロ
ネットで見る限り、晴れる日もありそう。それはいいのだが、イグアスの滝がビクトリアフォールズとかぶりそうで、ちょっと躊躇している。あと、国立公園なので結構年いってからでも余裕で行けそう(飛行機だるいけど)。
【結論】
判定微妙。もう少し、イグアス付近で楽しいイメージが出来たらいいんだけどなぁ。
2)ボリビア
なんと言っても、ウユニ塩湖の風景が、地球離れしていていい。
5月は水は張っていないらしいけど、それでも見る価値はありそうな光景。
「鉄道の墓場」という古い列車(蒸気機関車もある!)の打ち捨てられた様子も気になる。
「荒野の温泉」というのは入るのは別としても(荷物がね)、なかなか惹かれるものがある。
【季節の情報】
こちらのページ(http://www.hentabi.com/travel_guide/uyuni_season.html)によると、
乾季(5月~10月)
南半球では冬なので夜は非常に寒い。
昼間はまあ大丈夫そうですが、僕は行ってないので...。
塩湖は干上がっているので、ツアーが水量の影響を受けたりすることはない。
あと白い大地が確実に見たい人はこの時期がオススメ。
良い点:
・寒さが厳しくない
・水によるトラブルがない。
悪い点:
・水面に映る空が見れない
南半球では冬なので夜は非常に寒い。
昼間はまあ大丈夫そうですが、僕は行ってないので...。
塩湖は干上がっているので、ツアーが水量の影響を受けたりすることはない。
あと白い大地が確実に見たい人はこの時期がオススメ。
良い点:
・寒さが厳しくない
・水によるトラブルがない。
悪い点:
・水面に映る空が見れない
らしい。
とりあえず、「南米」という言葉のイメージでいると痛い目にあいそうだ。
それもそのはず、ウユニ湖は地上3700mにあるのだ。
考えてみると、富士山の頂上に行くようなもので、富士山の頂上に行った事もない僕には、高山病の恐れがある。(スカイダイビングで4000mから落ちた事はあるけど)
まぁでも、それを行ってたら一生行けないのでこの際無視しよう。
【旅費】
航空券:ラパスまで、アメリカン航空で204000円が最安。サーチャージはざっくり50000円と考えると、254000円也。
もろもろ含めると、大体33万くらいか?
【安全性】
我らが外務省によると、
ボリビアに対する渡航情報(危険情報)の発出(2008/07/10)
●首都ラパス市、エルアルト市、コパカバーナ村、サンタクルス市及び
スクレ市
:「十分注意してください。」(継続)
らしい。
ラパスには行くつもり無いし、いつも通り注意していれば大丈夫だろう。
【結論】
結構魅力的。景色に惹かれるものがあるのと、天気が良さそうなのがいい。
「南平らしさ」(ってのが、ジャングルなのか、コロニアルな街並なのか、発展著しい街並なのかは人それぞれだけど)は味わえるのか微妙かもしれないけど、まぁ、それもまたよしか。
3)アルゼンチン
アルゼンチンといえば、イグアスの滝かパイネ国立公園の高山地帯、またはロス・グラシアレス国立公園だろう。
イグアスの滝はブラジルとかぶるし、9日間で他と一緒に回るのは厳しい。
パイネ国立公園とロス・グラシアレス国立公園は近接しているため掛け持ちもできるかもしれない(体力が続けば)。
パイネとロスは、南米大陸の最南端に近く、標高も高い。メインは氷河と切り立った山々。あと、アルパカ。
アルパカ見てみたい気はする。
ただ、氷河なら、南極とか、アラスカ?でも見れそうだし、あえて「南米」で見る必要はないかな?
【旅費】
ブエノスアイレスまで、コンチネンタル航空で174000円が最安。
サーチャージ入れて、224000円くらいか。
ただし、ブエノスアイレスからさらに飛行機で移動が必要で、その費用を考えると300000円は固い。
氷河なら南極に取っておきたいし、自分的にはCP悪いかな。
【結論】
とりあえず、アルゼンチンは保留。
ブラジルからイグアスにアクセスして、アルゼンチンの国境を渡るくらいでいいかな。
あとは、南極への通り道として、いずれお世話になろう。
4)ベネズエラ
ギアナ高地の写真集を見て感動した憶えがある。
また、友人の日記でベネズエラのオーケストラがすごいことも知った。
というわけだが、いかんせん治安がよくない。
以下、外務省より。
ベネズエラに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/01/30)
●カラカス首都区のリベルタドール市全域及びスクレ市(ペターレ地区)
並びにコロンビアとの国境地帯
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●上記以外の地域
:「十分注意してください。」(継続)