2012年6月24日日曜日

120. 進歩なし(と向き合う)

なんだか2008年頃から、進歩がなさ過ぎる気がしてきた。


趣味のカメラや写真は、確実に知識量・経験ともに蓄積していると思うけれど、「硬い」ものが少なすぎる。


「硬い」とは、努力を必要とする類いのもので、分かりやすく言えば、英語の運用能力であったり、仕事でできる範囲であったりするものだ。


自分の能力は、2008年から広がっているだろうか?


この4年間、さぼっていたのだろうか。
「そうではない」と思いたいが、
「さぼっていないフリがうまい」だけだったかもしれない。


物足りない。
自分自身に物足りなさを感じている自分自身を、忘れてはならない。
それくらいしか、今は思いつかない。


身体は、脳は、衰えていくのだろう。
生物学的なピークはやや過ぎつつある。
しかし、人間には蓄積性の知識や知恵、経験といったものがある。
衰えゆく身体と、肥大化する知識が拮抗して、ようやく僕は僕の形を保っている。


この形がこれ以上崩れぬように。

2012年6月10日日曜日

119. 補完完了(備忘録)

過去の記事61件を、昨日5時間程かけてこのブログ上に移行した。
それに伴い、ブログのラベル(カテゴリー分け)を見直した。
現在、このブログは以下の9カテゴリーに分けられている。
  • このブログについて
  • 思索:主に自分の考えを述べたもの
  • 視覚:以前までPhotologと表示していた写真主体の記事
  • カメラ:カメラに関する個人的見解
  • 写真:写真に関する個人的見解や告知
  • 読書:読書感想文
  • 出来事:印象的な経験
  • ラーメン:食後感想文
  • その他:このブログの技術的なことやメモ、上記分類から外れるもの

今後、この分類に載らないような記事が出てきた場合には順次増やしていく予定だ。特に旅関係の記事をこちらに移管する場合は、新しく「ボリビア 2009年」等、国毎に分けるべきだろう。

さて、他にもいくつか記載上のルールを設けることにした。

  • フォントは、Georgia
  • フォントサイズは、最小
  • 画像サイズは、長辺750pxとし、ブログ上の表示サイズは「特大」
フォントサイズが小さいのは、Web上では見にくくて申し訳ないのだが、書籍化した際にちょうどいいフォントサイズにするために仕方なくそうしている。
また、画像サイズが長編750pxだとフルサイズデジカメで撮影した場合、短辺は500pxで、37万5千画素、およそ300KBである。文庫本サイズの書籍にした場合には、これでも十分そうだ。

ブロガー自体の容量が1GBしかないので、写真サイズは必要上最小サイズにすべきで、この辺りが限度かなと思う。

2008年末からこれまでの記事数は、118件で書籍化するとおよそ443ページ。2〜3年分で1冊くらいのペースがちょうど良さそうだ。

2012年6月9日土曜日

118. 補完計画(過去ログのサルベージ)

前回の記事にも書いたのだが、本体サイトの所在(アップル社提供のWebホスティングサービス「mobile me」が終了を迎える)が無くなってしまうことを受けて、過去に書いた記事をこのブログに移管しようと思う。


まずは簡単なテキストデータから移し、余力があれば、写真を多用していた海外旅行のまとめサイトも移管したい。


というのも、iWeb(アップル社のWebサイト作成ソフトで販売中止が決定)に代わるいいソフトがどうにも見つからないことと、このブログサイトでは作成年月日を任意に変更できることが分かったからだ。


つまり、過去ログのそのままの日付で、このブログに再現ができる。


また、ブログは書籍化が可能なので、そこで順番通りに並べたらいい。


変な話ではあるが、いつまた大きな地震が関東を襲うか分からない。ローカルPCベースのデータの保管よりも、このようなサーバー上で保管した方が今の時期には特に安全かもしれない。


最終アウトプットが書籍と決まっていれば、写真データもそれほど大きくなくてよいはずだ。(長辺800pxくらいあれば足りるのでは?)
そうすると、旅サイトに乗せていた写真達もかなりの数移管できるはず。


以上ような考えで、これから過去ログのサルベージを行っていく。
なお、このブログ自体は、2011年1月3日からスタートしているのだが、それより以前の記事は、今回のサルベージ計画によって補完されたものである(作成時間を過去の時間に設定してしまうため、サルベージした記事はブログの上位には出てこないはずである)。


さて、やるか。

2012年6月5日火曜日

117. Mobileme終了(翻弄されるヒト)

時代は変わる。

自己表現(単なる趣味の発露も含む)の手段として、「ホームページ作成」をしていたのは遥か10年以上も前の話で、その後、ブログがその座を奪い、やがて、SNS(mixi, GREE→facebook)、そして、TwitterやTumblr(日本ではまだそれほどだけど)などより早く、より簡単で、よりサーバーベースな方向へ時代は移り変わってきた。
それはまぁ、なんとなく知っているのだが、そうは言っても古風な人間で、未だにちまちまとホームページ作成をしている自分がいる。
レイアウトが自由にできるし、写真メインに配置できるし。時系列にテキストを配置できるし(ブログとかSNSはそれができない。だから物語(旅を時系列に解説するとか)が非常にやりにくい)。物語性と自由度を重視する結果、未だにローカルベースのホームページ作成というのを手放せないでいる。

しかし。
である。

メインに使っているアップル社のホームページお手軽作成ソフトのiWebが販売終了してしまった。もう新しいバージョンは出ない。
さらに、ホームページのデータをアップロードしていた、アップル社のmobile meというWebホスティングサービスがこの6月30日に終了し、データが完全消去されるという事態が発覚した。
発覚した、と書いてはみたが、僕が気付いたのが先週であっただけで、実は去年の夏頃からそのようなニュースは流れていたらしい。(どんだけ疎いんだ)



そんなわけで、急遽、メインのホームページを(さっきからホームページと書いていて、我ながら恰好悪いなぁと思うのだがあえてそう書かせていただこう。Webサイトの方が響きがいいかもしれないが、敢えて、鈍臭い「ホームページ」なのだ。)他社のFTPサーバーに移すことになった。

その作業を、試行錯誤しながら一通り終えて、後は、独自ドメインとDNSの設定完了を待つのみという状況まで来たのだが、それにしても、時代は変わったなと思わずにはいられない。



iWebの終了とmobile meの終了は、即、「ローカルPCベースの時代の終焉」を意味し、かつ「サーバーベースの時代の隆盛」を意味する。つまり、クラウドだ。クラウドクラウドってうるさいなぁと思っていたが、その余波によって、これほど自分に影響があるとは思っていなかった。



もはや、あのページを更新するには、2009年版の古いiWebで、限られた機能によってしかできない。また、現在使用しているiMacは2008earlyモデルであり、大分古くなってしまった。これを買い替えたら、新しいiWebはないので、もう更新すらできなくなってしまう(もちろん今の古いiMacを使い続ければ、更新はできるが、それも時間の問題だろう)。



公開するFTPサーバーは用意してみたものの、結局、こういったサービスもいつかはなくなるわけだし、金もかかる。(とはいっても、月額105円と大した額ではないのだが)



今は、無料で、SNSにせよ、ブログにせよできる時代だ。いちいちレイアウトに凝る必要がなければ、それはそれで満足できるだろう。そして、大半の人はそれを選ぶ。



また、物語性というのも、別に犠牲にしたってかまわないのかもしれない。結局、利便性とシステムの永続性を求めるのであれば、メジャーな方を選んだ方が理にかなっている、ということになる。



とはいえ、FacebookやTwitterは、何となく性に合わない。譲って、ここ(ブログ)だろう。というわけで、本体サイトと称してきた7billionth.comは今後「縮小維持」していくことにした。維持はするものの、アーカイブとしての扱いに留める。(iWebに変わる、素敵なhtml編集ソフトが見つかれば話は別だが、今更、Dreamweaverは厳しいし、Flashの編集もできない。また、デジタルステージのBinDというソフトもあるが、、この会社の製品は他で痛い目を見ている・・・)



一方で、少し考えているのが、このブログでの「Webサイトの再構築」だ。



過去のコンテンツをこのブログ上で再構築する。
もちろん、誰のためでもなく、自分のため。
ブログは基本的に投稿日順に記事が配置されるため、「旅日記」というような「物語」を描くには不向きな側面もある。しかし、ブログは書籍に出力できる。(ブログ出版局など)



書籍版であれば、カテゴリをタグでソートした上で、「昔→今」の時系列順に並べ替えられる。書籍化すれば、「形」としても残る。



Bloggerは無料の割に、容量もあり、かつ、広告が載らないのがいい。デザインは最低限しかいじれないが、それでも許容範囲内だ。
何より、静かなのがとてもいい。
きっと、僕がWebでやりたいことは、コミュニケーションではなく、モノローグ(独白)なのだろう。
長い長いつぶやきである。(長すぎる故、Twitterには向かない)



あまり面倒なことはしたくないが、Webサイトの「Re-build(再構築)」にはちょっと興味がある。過去の出来事から一定の距離を置いて、もう一度、何があったのかを考え直すいい機会なのかもしれない。


それにしても・・・アップルは思い切りが凄まじい。
マウントをあっさり変えるキヤノンのようだ。。

2012年6月2日土曜日

116. 2012年5月21日

その日、日本では多くの人が金環日蝕を見た。










(EOS 50D + EF70-200mmf/4L IS USM)